【台湾語学留学】半年間でかかった費用を全て公開します!

台湾留学

こんにちは、さあやです。

台湾は物価が安いと言われてるけど台湾に留学するには実際いくら必要になるんだろう?実際に留学経験のある人のリアルな金額を知りたい!

今回はこのような疑問にお答えします。


わたしは半年間、台湾の大学付属の中国語センターで中国語を学んでいました。

この記事ではその経験をもとに台湾留学の半年間にかかった金額を赤裸々に公開します!


やっぱり留学準備のなかでいちばん気になるのは、お金のことですよね。

でもなかなか他の人には相談しにくいのが悩ましいところ。台湾留学の経験者はなかなか周りにいませんし、いまいちリアルな話も聞きづらい…。

今回はそんなみなさんのお悩みをスッキリ解消できるよう、留学中にかかったお金のことを包み隠さずすべて書きました。

「思ったより出費がかさんでお金がぎりぎり!」とならないためにも、実際にかかった金額を参考に自分にあった予算をあらかじめ立てて留学生活に備えましょう!

ちなみに今回は 1 台湾元 = 3.7 円 で計算しています。

半年の留学費用の合計 659,279円

先に総額をお伝えすると半年間の台湾留学でかかった費用は 約66万円 でした。

では、項目ごとに詳しく見ていきましょう。


日本での事前準備の費用 78,079円

 ビザ(停留・マルチ)  15,700円 
海外保険(半年)72,000円
航空券(行き)14,500円
航空券(帰り)17,339円
残高証明書540円
 事前の買い物 22,800円

ビザの費用がホームページには10,500円と記載があるのですが、普通よりも5,000円ほど高いです。わたしが札幌分処でビザを取得したときはなぜかこの値段を請求されました。

台北駐日経済文化代表処

ビザの値段が高くなったのかな?と思ってそのときは気に留めていませんでしたが、にしても高いなと後で思うようになりました。

次の日にビザを受け取ると緊急手配料金として50%が加算されるのですが、その金額と近いのでもしかしたらその計算をされていたのかもしれません。受け取ったのは緊急ではなく通常の日程でしたが。

なのでもし少しでも疑問に思ったことがあったら聞いてみたほうがいいです。間違いかもしれないので。いまだにちょっともやもやが残っています。


飛行機は北海道から桃園国際空港までの料金です。LCCですが荷物込みなのでこのお値段。ハラハラしたくないので荷物は35キロもつけました。

事前の買い物は日用品や文房具など。台湾でこんなに簡単に日本のものが手に入ると思っていなかったので、かなり色々買い込んでいきました。

海外保険は「t@biho」というインターネットで申し込むタイプの保険を契約しました。料金もお安いですし、キャッシュレスの病院も台湾にいくつかあるので安心です。

t@biho


授業料・教科書代 210,234円

授業料 55,500元  205,350円 
教科書1,320元4,800円
 1ヶ月あたり 9,470元35,039円

輔仁大学の中国語センターで半年間学んでいました。

授業は7人クラスの授業が週4回、15人クラスの授業が週1回。マンツーマン授業も受けられますが、費用はその分すこし高くなります。

授業料やクラスの人数は学校によっても変わりますので、気になる学校の情報はHPで事前にご確認くださいね。

教科書はここ数年で新しく出版された「時代華語」という教科書を使用していました。

友人に前までの教科書を見せてもらったところすこしごちゃついている印象があったので、わたしは「時代華語」のほうが好きです。

もし気になる方はこちらから買えます。少し高いですが事前に学習できるのでいいですね。台湾華語の参考書は日本にあまり売っていないので貴重です。

時代華語1テキスト – 台湾留学.com

これはかなり余談ですが、当時はまだ教科書を作っている途中だったので誤字や音声ファイルの不備が多発していました。せっかくなので完成した教科書で学びたかったです…。

さあや
さあや

中身もこんなにカラフルじゃなかったよ!!!


ちなみに台湾の語学学校で広く使われている定番の教科書はこのふたつ。

わたしは使ったことがないのであまり見慣れていないですが、長年使用されている教科書なので信頼度はバツグンです。台湾で中国語を学んだことがある方にはおなじみの教科書たち。

「時代華語」は途中までしか出版されていないので、わたしの通っていた学校でも上のレベルのクラスはこの教科書を使用していました。


居住費 71,810円

寮費 16,200元  59,940円 
電気1,388元5,136円
洗濯1,820元6,734円
 1ヶ月あたり 3,235元11,969円

居住費は学校の寮を利用できたので安く抑えることができました。4人部屋です。

わたしとにかく安く抑えたかったので寮に入ることを決め、かつ人数もいちばん多い部屋にしました。人数が少なくなるにつれて金額も高くなります。

語学学校の学生が寮を使える学校は少ないのでその点もあわせて調べてみると良いですね。

もし自分で部屋を借りるとなると、立地にもよりますが大体10,000元(37,000円)ほどになるので、もう少し費用がかかってきます。

電気代は実費なのでルームメイト全員で割って支払っていました。暑い時期になるとクーラーを使用するようになるので電気代も高くなります。ここは仕方がないですね。

水道代は寮費に込みですが、洗濯は寮にある洗濯機と乾燥機を利用するので実費です。大体1週間に1回の頻度で洗濯していました。

洗濯は30分で40元、乾燥は7分で10元です。乾燥は大体28分ほどまわします。荷物を少なくすると洗濯の頻度も上がってしまうのでそこは難しいところですね。

さあや
さあや

ルームメイトたちは細かいものは手洗いしていましたよ


食費 157,930円

食費 42,684元  157,930円 
 1ヶ月あたり 7,114元26,322円

1日あたりだいたい250元〜300元(925円〜1,110円)を目標にしていました。

基本的に朝はコンビニでおにぎりやおでんを買って食べ、昼・夜は学校の近くのレストランで食べるか、近くで買って持ち帰って食べるかでした。

学校の近くは学生向けの安いレストランがたくさんあるのでこのくらいの金額で抑えることができます。いやむしろ余裕です。

ただ、友人と繁華街に行ってちょっとリッチなごはんを食べたり、逆にごはんを食べないときもあったりしたので平均してこんな感じです。

さあや
さあや

暑い日はごはんを食べる気がなくなるので果物ですませたりしていました


 1 日 250 元 × 30 日 = 7,500 元 ( 27,750 円 )

自炊ができないとなると頑張っても1ヶ月あたり大体このくらいはかかってきます。あ、毎食カップ麺・毎食パンとかはまた別ですよ。

ローカルのレストランはリーズナブルですが、おしゃれなレストランや日本食は日本と変わらないかそれ以上の値段がするので、頻繁に食べるとそのぶん食費はかさみます。

わたしはすぐ日本食が恋しくなるのでかなり食べてました。日本食はやはり最高です。とくに「吉野家」は安くておいしいのでかなり助けられました。最高。

ちなみに、日本では重宝されるコンビニですが、個人的にはコンビニの食事はあまりコスパが良くないと思っています。お弁当なども意外と高い印象です。

さあや
さあや

それなら近くの食堂で食べたほうが安くて温かくておいしいですよ


日用品 19,470円

日用品 5,262元  19,470円 
 1ヶ月あたり 877元3,245円

日用品は最初にまとめて買う必要があるので最初の月だけ高めでしたが、他の月は大体400元ほど。日用品にあまりこだわりがないので安くおさまります。

寮には寝具がなく、掛け布団・敷き布団・まくらを自分で買う必要があったのでそこがいちばん大きな出費でした。といっても1,200元(4,440円)ほどでしたが。

さあや
さあや

敷き布団はケチって安いものを買った結果、薄すぎて体が痛くなったので、改めて買いなおすことになりました! 寝具は大事です!!!


交際費 90,639円

交際費 24,297元  89,899円 
 1ヶ月あたり 4,050元14,984円

長めの休みのときは基本的に友人とどこかに遊びに行っていたので、そのときのバス・新幹線、ホテル・入場料・お土産代などがここに入っています。

衣類も交際費に入っていますが、服はほぼ買っていません。寒すぎてユニクロのニットを1枚買ったのと、400元くらいの水着を買ったくらいです。

コスメも全く買っていません。となると本当に遊びだけに使ったお金たちのようですね。

さあや
さあや

ものをほとんど買わない派なので思ったよりも安くおさえられました!


交通費 18,870円

交通費 5,100元  18,870円 
 1ヶ月あたり 850元3,145円

MRT・路線バス・電車を利用した金額です。長距離バスや新幹線は交際費のほうに入っています。

学校と寮が徒歩圏だったので平日はほぼ公共交通機関を利用することはありませんでした。

基本的に交通費は安いので毎日利用していてもあまり高くならないです。なので、学校から少し遠くても家賃の安いエリアに住んでいるという友人もいました。

さあや
さあや

MRTとバスが乗り放題の定期もあるので活用するとお得ですよ!


携帯電話料金 7,400円

 携帯電話料金  2,000元  7,400円 
1ヶ月あたり333元1,233円

携帯は中華電信の学生プランを利用していました。無料通話も使い切れないくらいついていて、データも4ヶ月で20GBまで使えます。桃園国際空港で購入しました。

その後は1ヶ月に3GBずつ追加しました。3GBで300元です。基本的に寮にはWi-fiがあったのでわたしはこれで十分でした。


医療費・薬 4,847円

 医療費  1,000元  3,700円 
市販薬310元1,147円

1度、学校の階段から落ちて足をケガしました。

海外保険のキャッシュレス対応の病院が遠く、学校内の病院に行ったため、診察料と薬代が実費でかかりました。5,000円もかかっていないので保険料の申請はしていません。

さあや
さあや

異国の地での突然のケガだったのでパニックに…! 

また、蚊に刺されて水ぶくれに苦しんだ時期があり、そのときは虫刺されに効く薬をいくつか試していたので市販薬の薬代が少しかかりました。

医療費は保険に入っていれば基本的にはカバーできますが、先に立て替えないといけない場合もあるので、お金は多めに用意していたほうが安心です。


【備えあれば憂い無し】留学資金は多めに準備しよう!

わたしは留学資金として90万円用意しました。

大まかに自分がかかるであろう費用を細かく計算してこの金額を算出。

もちろん急な出費や行ってみないとわからない部分もあるので概算ではありますが、自分にあわせた予算を決めることはとても重要です。

項目ごとに細かく分けて予算を決め、その予算内でやりくりができるように留学中も意識しておくと、お金を使いすぎて生活できないという最悪の事態もふせげます。

お金の管理が苦手な方は出発前からお金を管理する習慣を身につけておくといいですね。

さあや
さあや

生活していてお金が足りなくなるかもしれないという恐怖はかなり精神的にこたえます…!(経験済)

また、大きな事故や事件に巻き込まれる可能性ももちろん0ではありません。

最低でも 自分の予算+20万円 は用意しておいたほうが安心です。


物価が安いと言われているけど…

台湾は物価が安いと言われていますが、半年住んでみて思ったのは「いやいや、思ってたよりも全然安くないぞ!」ということです。

たしかに費用は欧米諸国に留学するよりはるかに安いです。

ただ、アジアは旅行していても物価が安いから、留学も同じように安いんだろうと思って甘く見ていると、いざ留学し始めてからギャップを感じてしまうでしょう。

個人的には、台北に関しては日本と物価がほぼ変わらないのでは?と思っています。

わたしも留学に行く前は「台湾=物価が安い」と思いこんでいたひとりです。実際に行ってみてから意外とお金がかかることにびっくりしました。

予算を決めたときも「こんなにかかる?むしろ余るんじゃない?」とのんきに考えていたので。

さあや
さあや

考えが甘すぎでした…!

繰り返しになりますが、留学資金は多めに準備しておきましょうね!!!

まとめ

今回は、台湾留学の半年間でかかった金額について詳しくお話しました。

半年の留学費用の合計 659,279円
 → 学費・居住費・食費・交際費がおもな支出

自分にあった予算を立てることが大切

予算よりも多めに留学資金を準備
 → 少なくとも 予算+20万円 は用意するべし!

これを参考にぜひ台湾留学の予算を決めてみてくださいね。

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